悩みに悩んだ結果。

悩む必要なんてなかったのかもしれない。2014年4月5日、答えはその日に出ていたのかもしれない。

2015年2月19日をもって、櫻井翔くんから重岡大毅くんに担降りします。
そして嵐からジャニーズWESTへ担降りします。







宣言をしたところで、嵐に惹かれていった経緯、ジャニーズWESTに惹かれていった経緯を、
備忘録として、今後振り返る用として、たらたら綴りたいと思います。
長くなるので流し読みして下さい。途中でお気を悪くされた場合は、そっとこのページを閉じてください。
あくまで私個人の見解です。





まずは嵐。

出会いは偶然。小学6年の秋頃、たまたまYou Tubeを開いた時、現在再生中の動画というリストに
PIKA★★NCHI DOUBLE』のPVが。
嵐というグループをまったく知らないということはさすがになかったので、
何気なく、何の思いもなく好奇心からクリック。
ヘリコプターのエンジン音から始まり、街の景色が見え、屋上のヘリポートに立つ5人。
ギターのイントロ、5人のダンス、気がつけば画面にしがみつくようにPVを見入っていた。
そして曲の終盤、翔さんのラップ。
心の中でストンと音がして、すんなりと言葉が入っていくのを感じました。
声、歌詞、顔の表情、曲の世界観、歌の上手さは、小学6年の私が彼らの虜になるには十分すぎるくらい衝撃の大きいものでした。
見終わったあと、しばらく呆然としていたのを覚えています。
それから何日も何日も同じPVを見ては感動し、見ては心を打たれ。
言うまでもなく、数日後には彼らの虜になっていました。
メンバーの名前を覚えだしたのは、実を言うと応援する!と決めた後。
それまでは彼らの歌う歌にしか目が向かなかった。
ジャニーズ=顔 という概念は不思議と浮かんでこなくて。
ただ純粋に彼らの音楽を楽しんでた。
だから私の始まりは彼らが歌う“歌”でした。
それからはバラエティ、ドラマ、彼らが出るものは一つ残らずチェック。
雑誌も出来る限り追ってた。
でも一つだけ出来ないことがありました。
それはコンサートへ行くこと。
まだ小学生だったのでファンクラブへ入会することは許されず、
結局入会出来たのは10周年を過ぎたあたりでした。
運に恵まれない人生なのか、今現在はワクワク学校へ1度行ったのみです。
都合が合わなかったり、落選したり、1度行くチャンスがあったけど一緒に行く予定だった人とはいろいろあり結局行けず。
コンサートDVDを家で見るだけの数年。
その間に人気は急上昇し、気付けば最もチケットが取りにくいアーティスト第1位。
彼らが創り出す景色に触れられる機会は、悲しいくらい遠いものでした。
でも、中学、高校時代の支えになったのは確かで、今でもそれは揺るぎなくて、
むしろ年を重ねるごとに彼らの楽曲のクオリティの高さ、技巧をこらしたサウンドにみるみる惹かれて行って、
Twitter内でファンの方々とお話しするのも楽しくて、嵐に出会ってから世界が180度変わって、毎日がとても楽しかった。



相葉ちゃんの、自身の影を隠しながらも周囲を笑顔にさせる度胸、愛嬌。
Jの、観に来る人の心を奪うようなコンサートを作り上げるエンターテイメント性。
ニノの、ブレのない考えを持った演技スキルを築き、周囲の俯瞰力を怠らない客観性。
智くんの、誰からも好かれる、気取らない、でもやることは貫き通す信念。
翔さんの、現実から目を背けず、正面から向かい、今を伝える責任力、ラップに秘めた思いを伝え続ける努力。



尊敬してもしきれないくらい、大きい存在。
いつからかそんな大きな存在が、私にとって大きすぎるものになっていました。







続いてジャニーズWEST

これもまた出会いは偶然。2014年4月5日にたまたま見た、14年4月2日(再放送は4日)放送のザ・少年倶楽部のオープニングメドレーでのこと。
彼らについては、7人になるまでいろいろなことがあったことぐらいしか知っていませんでした。
まだ嵐一筋だった私は、正直関西ジャニーズは眼中になくて。
ジュニアにもまったく目を向けずにいました。
友人とLINEをしながら何気なく見進めていくと、
顔も名前も分からないジュニアたちが一生懸命に歌って踊って、Sexy ZoneA.B.C-Z、嵐の後輩たちが
キラキラ輝く衣装を身にまとい、笑顔を振り撒いていました。
そしてA.B.C-Zが歌い終わり、画面がパッとステージへ切り替わる。
イントロが流れ、スタンドマイクを使ったパフォーマンス(LET'S GO WEST ~K A N S A I !!~)が始まった。
誰だろうこの人達、あ、この人達がジャニーズWESTなんだ。最初は本当にこんな感じでした。
いきなりサビへ入り、個々のメンバーが画面に抜かれていく。
そのとき、感じたことのない不思議な衝撃が身体中を走りました。
画面には白い歯を覗かせながら、何か喜びを噛みしめるような、左目の下にあるえくぼを窪ませる笑みを見せる彼がいました。


まさにこのシーン。
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その彼こそが、重岡大毅でした。
その後は自分でも何が起こったのか分からず、ただ呆然と放送を見るだけ。
気がつけば無意識に、友人にLINEで『重岡大毅かっこいい…』と伝えていました。
放送を見終わってからもう一度見てみようと思い、ジャニーズWESTのパフォーマンスを見てみました。

徐々に、徐々に、感じたことのない不思議な衝撃が、確信を持った物へ変わっていく…。
一目惚れをしたような、衝動買いをしたくなるものに出会ったときのような、自分のものにしたくなるような思い。
次の日には彼らのデビューシングルの予約をCDショップでしていました。
スマホの画像ホルダはどんどん彼らで埋め尽くされ、デビューまで待ち遠しくて、早くCDを手に取りたくて。
もうこの頃には完全に7人の虜になっていたんですね。





本音を言えば、ジャニーズWESTは二の次で、嵐を一番に応援していこう、14年4月はそんなことを思っていました。
でもそんな訳にはいきません。まだ学生の私には両方のグループを応援するお金と時間がありませんでした。
今もそうです。
いずれはどちらかを選ばなきゃいけない、そんなことも頭の中にありました。





本気で担降りを考えたのが、嵐がハワイでコンサートを開くと言うニュースを聞いた頃。
そのニュースを聞いたときは「嵐は私の届かない、遠い存在になっちゃったんだな…」と思っていて。
大学受験が終わったら、思う存分コンサート、番協、やりたいことやるぞ!と奮起していた私にとって
正直ショックを隠せないニュースで。
嵐はどんどん進化していって、新しい事を始めているのに、私の気持ちは彼らに追い付けなくなってしまいました。




そんな時に彗星の如く現れたのがジャニーズWESTでした。
誰からも愛されるグループになる、新しく建設される国立競技場でコンサートをする、その思いを胸に走り出した彼らと、私の大学受験への奮起に何か通ずるものがある気がして。
正直、本当にこれでいいのかなと思うことも何度もありました。 
でも彼らの仲の良さ、しゃかりきに歌う姿、楽曲のクオリティ、サウンド、デビュー公演のDVDを観て聴いて確信しました 。
『彼らをずっと応援していきたい、彼らが他を圧巻させるようなグループになるところを見たい』
そんな思いが芽生えました。

そしていつしか、わたし自身の彼らへのおもいが新鮮でとても心地よく、あたたかく、それでいて熱を帯びているものになっていて。


これはもう引き返しちゃいけないな、と気付いたんですね。

『担当は1人』と自分的ルールでそう決めたからには、どちらかを選ばなきゃいけない。

掛けられるお金と時間には限りがあるから。





PIKA★★NCHI DOUBLEのPVでヘリポートに立つ彼らに出会い、惹かれ、泣き、笑い、感動し、
あべのハルカスのヘリポートでデビュー曲を声高々に披露する彼らに出会い、惹かれ、泣き、笑い、感動する。


東西のヘリポートに立つ彼らは、何にでも代え難い幸福感を私に与え、今追いかけている夢をぜったいに諦めないという決心を新たにさせてくれる、大切な、大切な心の支えです。





『どんなにどんなに 僕らが離れても
いつでも目一杯心に出会えた喜びを』
嵐がそう歌ってくれたから、


『ブレーキをかけたままじゃ一歩も前には進めない』
WESTさんがそう歌ってくれたから、
決心がつきました。










最後に重岡さんへ

これから先も、あなたに翻弄させられるのかと思うと苦笑いしたくなっちゃうけど、
それぐらい好きなんです。

あなたの笑顔があるから、つらいことも乗り越えられた。
あなたの横にいる、互いを褒めあい切磋琢磨する、素敵な素敵なメンバーがいるから、
わたしもがんばろうと思えた。

あなたのことで毎日一喜一憂して、友人にあなたの話をするのが楽しくて愛しくて、仕方が無いんです。


一度前を向いたら前しか向かない重岡さんだから過去を振り返るのは好きじゃないと思うけど、
私は少しずつ、ゆっくりと時間をかけながら7人の過去を知っていこうかな…と思っています。

過去も含めて『重岡大毅』というひとだから。


天と地がひっくり返るようなあんな出会いをしたらね、私に勝ち目なんてないよ、重岡さん。
これからもずっと、私を翻弄させてください。

私を心強くした、心の支えになった嵐のような、誰からも好かれる大きなグループになって下さい。




新国立競技場のステージに立つ、
虹色の七侍の輝く姿を夢見て、願いをこめて …











そして、

ありがとう、嵐さん。











2015.02.19 たぴ岡 .